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コラム 2025.10.03
ジュエリーで見かける「K18」と「18K」。同じ意味のようで実は大きな違いがあり、特に「18K」などの後K表記には注意が必要です。
正式な「K18」は日本の品質基準に従った表記で、金含有率75%を保証しています。一方、数字の後にKが付く「後K」表記の商品は、実際の金含有率が大幅に低いケースや、金メッキ品である可能性が高いのです。
特に格安で販売される「18K」商品の多くは、実際には金含有率が10%以下だったり、そもそも金ではなく真鍮などの合金にメッキを施しただけの粗悪品というケースが頻発しています。正規品なら数万円するはずの18金ジュエリーが数千円で販売されている場合は、ほぼ間違いなく偽物です。
この問題は特にインターネット通販やフリマアプリで深刻化しています。「18K」と表記しながら、小さく「plated(メッキ)」と記載されているケースも多く、購入者が気づかないまま偽物を掴まされることがあります。
安全な購入のポイントは、信頼できる宝石店での購入、適正価格かの確認、品質証明書の有無です。美しいジュエリーを長く愛用するため、表記の違いを正しく理解しましょう!